シドニー(ニューサーズウェールズ州)で性病検査を受ける具体的な方法について解説

こんにちは、ダックマです。

海外でとても困ることの一つは、風邪などの病気になったときだと思います。

そして、実際に病気になったときではなく、病気かどうかを確認するための検査もとても大切ですよね。

特に性病のような早期発見が大切な病気においては、定期的な検査は大切です。

でもお金のことなどを考えると、海外で性病の検査を受けられるのかどうかわからない、そんな悩みがある人もいると思います。

今回はシドニーで性病検査を受ける方法について解説します。ちなみに、大真面目な記事です!

以下の人におすすめ
  • オーストラリアで性病検査を受けたい、検査を受ける方法を知りたい

今回はオーストラリアのシドニー(ニューサーズウェールズ州)での性病検査の受け方とお金等について解説しています。

また、特に性病検査を実際に受けるための予約できるURLも載せています。

実際に検査を受けたことがあるワーホリで滞在中のゲイの体験記録となりますので、参考にしてみてください。

性病検査とは

そもそも性病検査は何なのか、なぜ必要なのかを簡単に解説しようと思います。

性病が何なのかは言う必要がないと思います。主に性的な行動を介して感染する病気であり、何種類かあります。よく知られているものとしては梅毒やHIVがあげられ、最近は日本でも特に梅毒の感染が増えていることが問題となっています。

そして、いずれの病気も早期に発見して治療することが大切とされています。

また、ウイルスに感染しても検査で検出されない時期もある(潜伏期と呼ばれています)ため、定期的な検査が推奨されています。検査の頻度は3ヶ月に1回が推奨されています。

オーストラリアの定住者はもちろんですが、ワーホリや学生などの一時的にオーストラリアに滞在している人であっても公立の病院や特定の検査施設であれば無料で検査を受けることができます。

オーストラリアと性病

オーストラリアに住んでいる人は、日本人と比較して性に対してオープンです。

オーストラリアに住んでいるゲイとの会話ではよく性に関連した話が出ます。その中には性病の話も含まれています。

そんな時には彼らは「responsibility」という言葉を使っていました。

ルー
ルー

responsibility」というのは「責任」という意味だね

定期的に検査を受けることを、自分が行うべき責任だと思っているということでしょう。

また、ゲイではなく女性同士でも不妊治療などの妊娠に関するお話なども気兼ねなくしている、とも耳にします。

日本では「性」に関する話をすること自体がなんとなく避けられるような傾向があるように僕は感じることがあります。特に人前などでは話しにくい話題の一つでしょう。

その結果、検査に行きづらくなったり誰かに相談しにくくなったり、病気の発見が遅れたりすることにつながります。

オーストラリアは「性」に関して日本よりもオープンなため、こういった性病の検査などへアクセスしやすいです。

シドニーでの性病検査

ここからは実際の検査の流れについて説明します。

ダックマ
ダックマ

オーストラリアは州によって検査に関連したルール(受け方など)が異なっているようで、ここではシドニーのあるニューサーズウェールズ州でのお話となります。クイーンズランド州やビクトリア州ではルールが異なる可能性があります。

一般的にオーストラリアで、風邪などで病院を受診する際は、一度general clinicと呼ばれる種類のクリニックに受診をしてから、そこで医者から必要な検査や治療などを受けたり、別の病院を紹介されたりします。

性病検査の場合は一般的な風邪などと異なり、定期的な検診に近いものなのでgeneral clinicには行きません。検査を受けることができる場所を予約して、そこで検査を受けることとなります。

オーストラリアの市民はmedicareと呼ばれる、日本の国民皆保険に近い制度を利用することができます。

しかし、ワーホリや学生ビザなどでオーストラリアにいる人はmedicareを持っていません。その代わりとして、おそらく大半の人が民間の保険に加入したと思います。一般的な風邪など、何かしらの症状があるときは加入した保険を利用してgeneral clinicに行くと良いです。

では、medicareを持っていないワーホリや学生などでオーストラリアにいる人はどうすれば性病検査を定期的に受けることができるのかと言うと、公的な病院や検査場などを利用します。これらは無料で利用が可能です。

ちなみに…

民間の保険は、定期検査のような”特定の症状がない時に受ける検査”をカバーしていないケースも多く、こういった検査をgeneral clinicで検査を受けることで多額の費用がかかってしまうこともあります。気になる方はご自身の入っている海外保険の契約内容を確認してみてください。

検査の流れ

まずは検査を受ける場所を決めます。

今回はシドニーの中心地で検査を受けることを前提にお話しします。

上段で書いたように、公的な病院と検査場のいずれかで検査を受けることができます。しかし、公的な病院はより緊急性が高い患者さんへの治療に必要な場所となっているため、基本的には検査場で受けることをお勧めします。

シティ内で定期的な検査を受ける場合、以下の2箇所から選択することになります。

  • 1:ACON
  • 2:a[test]

このサイトから(https://endinghiv.org.au/test-often/book-a-test/)予約をすることができます。

そして、予約をした日時に検査場に行って検査を受ける、だけです。

ちなみに…

「何かしらの症状がある」「性的接触をした相手から感染の報告を受けた」など、性病に感染していることが可能性がある場合は、Sydney Sexual Health Centreと呼ばれる公的な病院で無料で検査を受けることも可能です。街の中心地にあるhyde parkのすぐ近くにある病院ですが、同じ系列のクリニックなどが街の中に複数あるので他の場所でも問題なく無料で検査を受けることができます。

検査の内容も日本で受ける内容とあまり変わりはなく、尿検査や血液検査など必要なことを行った後は医師の診察を受けます。また、Prepの薬をもらうことも可能です。

検査の結果は2週間ほど時間を要し、電話もしくはメールにて結果が伝えられます。

結果に問題がなければメールですが、何らかの病気で治療の必要性があると判断された場合には電話がかかってくることとなります。

万が一何らかの性病に感染していた場合であっても、治療も無料で受けることができます。

まとめ

今回はシドニーでの性病検査を受ける時の流れについて解説しました。

海外で病院を受診することは簡単ではないと思います。

そして性に関することとなれば、ただの風邪で病院に行くことよりももっと難しく、誰かに相談することもなかなかできないことだと思います。

今回は僕が経験した性病検査の流れを簡単に説明してみました。みなさんがシドニーで性病検査を受ける時の参考になると嬉しいです。

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